毎回バチバチのバトルが最高に興奮するフリースタイルダンジョン。
今ラップシーンの中心にあるラップバトルに、まさかの八百長疑惑が出ていることをご存知だろうか?
どんな世界にも、お金や利権が絡んでいる以上、ある程度人の意思というのは働く可能性はありますが、もしやZeebraがオーガナイザーを務めるフリースタイルダンジョンでやらせがあったとなればこれは無視できません。
今回は、そもそもどこからその疑惑が浮上したのか。また、その真相はどうなのか・・関係者のTwitter情報などを参考に迫っていきたいと思います。
それではどうぞ!
フリースタイルダンジョンの八百長疑惑の出所
フリースタイルダンジョン八百長疑惑の出所は、まさかのラスボスを務める般若自身の口から発せられたと言います。
シーズン1で初めてラスボスまで行きばちばちのバトルを繰り広げた焚巻戦のあとに、”あの番組は八百長”という趣旨の発言をしたようです。
焚巻対般若戦は、フリースタイルダンジョン始まって以来、初となる全クリまであと1勝というところまでもつれた名勝負で、審査員はほぼ全員目に涙するという記憶に刻まれる勝負となりました。
その結果を受け、般若が上記発言をしたということです。
ここで一応抑えておきたいのは、般若の口からは、フリースタイルダンジョンと名指ししているわけではなく、”あの番組”と濁している点です。
ただ、この段階で般若の口から”あの番組”というフレーズが出てくるということは、かなり高い確率でフリースタイルダンジョンのことを指していると考えられます。
確かに、焚巻と般若の試合は両者1対1と白熱した試合をしていましたが、3本目は、クリティカルで般若が勝利しています。
実際に私もバトルを見ましたが、これは般若の勝ちで異論はないと感じました。
ただ、般若が”あの番組は八百長”発言をした事実は変わりません。
これに対して、フリースタイルダンジョンのオーガナイザーを務めるZeebraは、自身のTwitterで下記のように反論しています。
般若の八百長発言にZeebraの反応は?
般若の八百長発言に対して、Zeebraは、「般若のやらせ発言は、いつものキツイ冗談である」と流しています。
要するに、照れ隠しであるということですね。
ちなみに、そのツイートがこちらになります。
般若のやらせ発言はいつものキツい冗談w 般若流の照れ隠し。UMB優勝の時も同じ様な事言ってたし。テレビが信用できないのは分かるが、ヒップホップだぜ。泣き真似なんかしねえし、俺の涙は今までの活動全てに対する想いなんだよ。そこまで理解出来たらもっと楽しめると思うよ。
— Zeebra (@zeebrathedaddy) 2015年12月3日
このツイートを見ると、かつてテレビ番組にあまり出演していなかったZeebraの過去とリンクし、誠実な印象を受けました。
散々ラップでディスってきたZeebraだけに、八百長やヤラセなんてしないだろいうと思いますし、そう信じたいと思います。
フリースタイルダンジョンの流れはドラマ的
ただ、即興ラップの醍醐味ですが、毎回フリースタイルダンジョンのバトルはリアルでばちばちでドラマ的ですよね。
あっけなく負けてしまう時もあれば、若くて勢いがあるメンバーでチームを組むと、爆発力があるなと感じます。
私が一番好きなのは、1996年生まれのじょう、MCニガリ、Rude-αの同級生同士で結成した、ニガマムシの回です。
ニガマムシは、2016年11月22日に放送された、フリースタイルダンジョンシーズン3のRec2-3に登場し、以降1ON1、2ON2、3ON3と順調に勝ち進め、ラスボス般若戦まで行きました。
⇒ フリースタイルダンジョンの最新動画!シーズン3一覧はこれ!
般若とはじょうが対戦し、結果、1本目、2本目と判定で負けはしましたが、じょうの気迫のこもるラップで会場を大いにわかしました。
涙もろいRude-αはもちろん、お客さん、審査員、オーガナイザーのZeebraの目には光るものがあったのが印象的でした。
般若とじょうのバトルに関しては、正直勝敗の意見は別れるところではありますし、2本目はじょうが勝っていたのではないか?というネット上の意見もありますが、そこは現場の審査員を信じたいですね。
まとめ
今回は、フリースタイルダンジョンは八百長なのか?ということをお伝えしてきました。
そもそもの八百長ではないか?というところの出所は、ラスボスの般若が、「あの番組は八百長」である旨の発言をしたことがきっかけでした。
しかし、オーガナイザーのZeebraは、Twitterでいつもの般若の悪いギャグであるとフォローしています。
Zeebraのツイートを見ると、八百長はなさそうだと感じました。実際、真相はわかりませんけどね。
ただ、まとまった金額もそうですが、長く番組を続けていくためには、簡単に全クリを出してしまっては盛り上がりにかけてしまう・・という計算が、番組制作者サイドにあったとしても不自然ではありません。
というか、番組を盛り上げていくことを考えれば、それはごくごく自然な考えかと思います。
いずれにせよ、毎回行われるラップバトル自体に嘘はないですし、嘘が入り込む余地はないと思います。
即興ラップはガチであるから面白いのであって、そこに偽りはないですね。
仮に、そこに歴然とした差があれば、視聴者は分かります。逆にいうと、そこまで大差をつけられていないという時点で、挑戦者の負けなのでしょう。
この辺りは、ボクシングと近いかもしれませんね。